マンション長期修繕計画の見直し、やってるから大丈夫?


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マンション管理組合の皆さまと、長期修繕計画についてみっちりお勉強時間。

「修繕積立金がほとんどのマンションで足りない」報道が最近とても多いせいか、この仕事してると行く先々で「それは本当か」「うちは管理会社がちゃんと見直しかけてるらしいから、関係ないよね」というご質問をいただきます。

回答は、
「残念ながら本当です。報道以上のマンションで足りないのが現場実感です」

「管理会社がちゃんと見直し、は、内容を精査しないと見直し内容が適切かどうかは判断できません」
となります。

いくつか理由があって全部は長くなっちゃうので説明しきれないのですが、

●そもそも計画自体が35年になってると、その後にかかる甚大な費用が算入されてない
●長計の策定や見直し自体、何かしらのプロがやってるわけではなく信じられないようなミスが多い
●そもそも管理会社には現実的な増額提案をするモチベーションがない
●工事単価上昇率を見込んだ見直しになってない

などなど、いろんな課題があります。
管理会社の中には計画の根拠となるバックデータを、組合には見せないところもあったり。

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ただ最近は本当にマンション所有者の方々のリテラシーが高まり、ご自分が理事や修繕委員になったタイミングだから、というだけじゃなく、マンションを買われた時点からいろんな勉強をされる方々が急増しました。

マンションの理事や委員などの活動を頑張られる方って、その貢献マインドゆえか、すごくあったかく誠実でスマートな方が多いんですよね。

さくら事務所のセミナーやイベントでも違うマンションの参加者同士がすぐ仲良くなられて、「お互い頑張りましょうね」と相談しあい励ましあわれ、ゆるやかなコミュニティになっていってて、主宰させていただいてる私もすごく居心地が良くて、一緒にお話してて楽しくて仕方ない。

どんどんお詳しくなられ、リーダーシップを発揮され合意形成され、私たちももっと研鑽を積まなきゃ、どんどん進化しなきゃ、と気持ちいい緊張感もいただいてます。

先日、社会学の先生とボランティア活動の困難と乗り越え方についてディスカッションさせていただいた時、「継続、乗り越えるコツは自分自身が楽しむこと・自分の成長のためと思える納得感を何より大切にすること」と盛り上がったのですが、マンション管理を頑張られ、とても上手くいってる方はこの要素をすごく大切にされてるように思います。

さくら事務所のイベントでも、勉強されてること自体を面白がり、繋がりが広がることを自然体で楽しんでいらっしゃる。

私もその姿勢を見習いながら、私たちとご一緒くださる時間がなんだかわくわく面白い!と感じていただけるよう、自分自身が思いきり楽しみつつ「楽しい」で満たしていきたい。