NPO法人日本ホームインスペクターズ協会・設立10年の通常総会


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昨日のNPO法人日本ホームインスペクターズ協会・通常総会は団体設立10年のメモリアルなイベントでもありました。

2009年から手探り・完全手弁当で始めた公認ホームインスペクター資格試験は毎年1000名を超える方々が受験くださる資格となり、合格率30%前後の難関資格をクリアして入会してきてくださる正会員の方々は、気づけば1650名にもなりました。

インスペクションという職能・役割が不動産取引の欠かせない役割であると改正宅建業法にも位置付けられ、全国あちこちでインスペクションに取り組むプレイヤーが急増しています。

賛助会員の企業様による調査機材のデモンストレーションが興味津々のインスペクターたちでにぎわう様子、全国各地からわざわざ仕事を休んで駆けつけてきたインスペクターたちが講堂に入ってくる姿、懇親会のあちこちで笑いが起こってる歓談を見ていると、胸がいっぱいになりました。

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ここまでこれたのはひとえに、会としての体すら成してない時から応援しサポートしてくれた方々や、信じて会員になってくださった方々のおかげです。

今の状況は目標としてきたひとつの姿ではあり、強くイメージしてきたことでもありますが、10年前に長嶋と2人、ファミレスで「インスペクションをインフラにするために、資格試験を付与する民間団体を創ったらどうだろう」と話した時には、何も持ってなくて何もわかってなくて、どれほど無謀なことかもよく理解できてませんでした。

ずっと手弁当で走り続けてきた10年間、外野からの批判や中傷には動じない面の皮の厚さを手に入れたけれど、ハードすぎるとか価値観の違いや誤解で仲間が去ることにはいつまで経っても慣れることができず、そういう時は一人で山道歩きながら声あげて泣きました。

不思議なもので、もう次はダメかなと息切れしそうなときに必ず、天使みたいな(笑)誰かがあらわれたり曇り空が晴れるみたいなことが突然起こってやめるにやめられなくなり、気がついたらまた乗り切ってる、その繰り返しでした。

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繰り返すプロセスでトラブルや困難を一緒に乗り越えたり、喧嘩しながらも腹割って何度も話し込んだり、ぶつかることで方向性をより深く共鳴しあえるような仲間が増え、定着してくれるようになって、今の状況はなんていうか、奇跡みたいに思えます。

とはいえ人と不動産のより幸せな関係という意味での目指す理想にはほど遠く、ようやくこれから本格スタートというくらい。

この先はできればどんどん次の人に立っていってもらい、私自身は中心より後方支援にまわりながら、より良質で信頼されるインスペクターの輩出と取引の健全化に貢献したいし、やっぱりゼロイチが好きなので、人と不動産のより幸せな関係でやるべきこと、誰もできていないことや仕組みにまだまだ新しいチャレンジもしていきたいな、と思っています。

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素晴らしい節目の機会を迎えられたことを、関係者皆さまに心から感謝しています。ありがとうございました。