マンションの建替えと長寿命化を考える


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今日はさくら事務所マンション管理コンサルタントつっちーと、マンション建替え・長寿命化をテーマにした勉強会。

日本のマンション法制では老朽化したマンションは建替えを前提としていて、区分所有権の解消を前提とした他先進国とは考え方が異なります。(※耐震性不足など一部改正のぞく)

増床・増戸数に依存した建替えモデルは今後、圧倒的な需要不足の中で成り立たず、これから管理組合は築35年を過ぎたあたりから(大規模修繕3回目)マンションの出口戦略を方針決定、必要な資金積立などの具体策が必要になるでしょう。

敷地売却制度の拡充など、柔軟で複合的な制度設計も同時になされなければ、老朽化マンションの空室率増、スラム化も加速する懸念があります。

このマンション空室率、スラム化に関しては強い問題意識をもっていて、これから築年数がまだ浅いうちにソフト・ハード両面からマンション管理組合をサポートする体制を強化したいと常々考えてました。

個人向けインスペクション事業の強みを活かして共用部診断や大規模修繕コンサルなど、ハード面サポートが中心だったマンション管理組合コンサルティングに、今後は組合運営サポートにも注力していく予定です。

というわけで、もともとコンサルタントには事実上定年がないさくら事務所ですが、応募年齢制限なしのコンサルタント採用を始めたら、来週以降採用面談を控えてる応募者10数名の方々がほぼほぼ59歳以上・・・

チームづくりや運営、研修体制や制度もみな新しいチャレンジになるし、今から見えてる課題だけでも山積みですが、長い職歴や見識を活かして長く自分が望む年齢まで活躍できる、個人の名前で食べていけるコンサルタントを数えきれないほど輩出したい。

そして現存するマンションの長寿命化、運営の健全化、マンションの老いとの向き合い方をより幸せなものにする一助になれればと願っています。