父の命日に思うこと。


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父の命日でした。
後日、三回忌があるのでお花を供えて少しだけ、心の中で会話を。

今、来週に予定してる新規事業記者発表の準備に邁進中なのですが、事業を構想した背景には父のこともちょっぴり関係していて。

零細企業を経営してて数字や仕組み化にやったらうるさかった父はマンションの理事長になったとき、ずさんだった組合運営の会計やドキュメントすべてを見直し、整備し直すプロセスで横領を見つけ、犯人を突き止めて返金させ、管理会社を変え、口座管理から規約、積立金などをこつこつ改善していったんですが、

横領の温床ともいえる圧倒多数の無関心や、改革・改善には何事も反対や批判・批評の姿勢をとる人とか、いろんな軋轢に苦労するプロセスで理論武装するために独学でマンション管理士とったりして、マンション管理コンサル事業を手がけてる娘にはほとんど相談もせず(まったく頼られてないw)、思いっきり嫌われ役やりながら大規模修繕工事の費用を捻出しました。

その数年を見聞きして、さくら事務所のご依頼者である管理組合の理事の方々が、ふだんどれほどの重圧やハードワークな献身に耐えながら組合活動をされてるのか、今まで以上にずっとリアルな迫力でもって痛感できたのです。

父は「どんだけ必要な改善しても、感謝どころかうるさがられて疎まれるだけやけど、誰かがやらんと沈む船やしな」と笑ってて、零細企業とか経営してるとだいたい嫌われ役には慣れた鋼メンタルなわけですが、これ普通の方々がボランティアでやってるんですよね…

そして劇的に資金状況が改善した後も、横領とかにまみれてた時と同じく市場では管理状況がブラックボックスで、不動産取引の価値になんら関係しないことにも改めて衝撃を覚えました。

そんなの絶対おかしいやろ、買う人住む人、もっと幸せに豊かになれる方法があるはず、と真剣に新しい仕組みづくりを考え始めたのが、この機会でした。

自分なりにあれこれ構想案をたてて、より具体化するために大学院入学したとたん、父が倒れるとは思いもしませんでしたが…

いろんな方々に親身に、足向けて寝られないほどたくさん時間や労力を割いていただいて、ご知見をいただいて、ようやくスタートできる事業です。

まだまだ未熟すぎて、走りながら転んで痛い思いしながら慌てて軌道修正ばかりの日々ですが、応援いただいてるぶん、思い入れのぶん、不安より楽しさのほうが大きい。

まずは三回忌の日、父にいいスタートの報告ができるように記者発表まで頑張ります。